QC 写真:発送前に見るべきところ
荷物がいったん国際輸送に入ると、不具合の代償は返送の一区間と通関と数週間になります。出る前なら、同じ不具合の代償はメッセージ一通です。その差を埋めるために検品写真があり、正しく読むことは十分の価値がある技術です。
使える写真一式に何が含まれるか
使える一式とは、きれいに見える一枚のことではありません。平置きで完全に広げた前後、留め具を閉じた状態と開いた状態、貼り付け装飾の寄り、裏地の内側、そしてタグがあればタグ。一つの注文に複数のサイズや配色があるなら、それぞれに一式が要ります。届いたものがすべて同じ角度の引きだけなら、足りないカットを求めてください。背面を見せられない一式は検品ではありません。
装飾より先に縫製を見る
構造から外側へ向かって見ます。縫い目に沿って、目飛び、カーブでのつれ、内側の始末されていない裁ち端を探してください。ファスナーや編み上げが本来の長さまで通り、無理なく閉まるかを確認します。身頃とスカートの切り替えは特によく見てください。その縫い目が重さを受けるので、急いで作られた一着はまずそこから壊れます。装飾は見つけやすく直しやすい。縫製は二回目に着られるかどうかを決めるので、先に見ます。
プリントの位置、色、左右対称
記憶ではなく商品ページの写真と比べてください。プリントの一着なら、主モチーフが掲載どおりの位置にあるか、前中心の縫い目で柄がつながっているか、対称であるべき箇所が左右で対応しているかを確認します。画面上の色は、二台のカメラと二つの部屋のあいだでは当てになりません。色は相対で判断してください。レースが身頃と同じトーンに見えるか、揃うはずの二枚が揃っているか。掲載写真とわずかに違う色は、たいていカメラです。同じ一着の左右で違う色は、そうではありません。
目測ではなく採寸を
検品写真で最も価値があるのは、服の上に置かれたメジャーです。寸法が写っていなければ、平置きでのバスト、ウエスト、丈を求め、その一着が売られていた採寸表と突き合わせてください。これは目では捉えられないものを捉える唯一の確認です。自分の採寸表からサイズ一つ分ずれて裁たれた服は、写真では完全に普通に見えます。そして発送前でなければ意味がありません。表示寸法に合っていない服は交渉しやすい案件ですが、すでに国境を越えた服はそうではないからです。
小ロットで正常とされる範囲
手作業と小ロットの品は機械のように同一ではなく、通常のばらつきを不良として扱えば、本当の不良のために必要な交渉の余地を先に使ってしまいます。採寸表との数センチの差、手で付けた縁の微妙な不均一、糸のほつれ、畳みじわ、ロット間のレースのわずかな違い。いずれも正常です。正常でないのは、探さなくても目につく非対称、表示範囲から明らかに外れた寸法、閉まらない留め具、しみ、穴、すでに浮きはじめた装飾です。おおよその境目は、着たときに見えるかどうか、そして悪化するかどうかです。
まだ安いうちに申し出る
具体的に、そして早く。どこがどう問題なのかを名指しし、それが写っている写真を示し、望む結果、つまり交換か別サイズかキャンセルかを書いたメッセージのほうが、漠然とした苦情よりはるかに早く片づきます。発送前に行ってください。その一着がまだ中国にあるあいだに取れる手段のほうが、どこかで通関を終えた後より広く、安く済みます。当方が転送する各点は、出発前にその商品ページと突き合わせて検品されます。検品で何か見つかった場合、荷物が動く前にお知らせします。