ロリィタのサイズ:中国アトリエの採寸表の読み方
インディーアトリエの服でサイズが合わない原因は、ほぼ同じ一点に集まります。サイズの記号を答えだと思ってしまうことです。アトリエは実寸でサイズを決めるので、別の作り手の同じ「M」が数センチ違うことは普通にあります。仕様は採寸表のほうで、記号はただのラベルです。
まず自分を、センチで測る
ロリィタの多くのアイテムでは四つの数字が必要です。バストは最も高いところ、ウエストは最も細いところ、ヒップは最も張ったところ、肩幅は背中側の肩先から肩先まで。丈の長いOPやスカートなら、ウエストから裾までの希望丈も加えます。実際に合わせる下着の上から測り、メジャーは水平に、引っぱらないこと。数字はセンチのまま書き留めてください。毎回インチから換算するところで誤差が積み上がります。
記号ではなく表を読む
採寸表は固定値か範囲のどちらかを示します。範囲は「そこまで伸びる/調整できる」という意味で、その上限は最大値であって快適な寸法ではありません。ボーン入りの身頃でバストの上限ぴったりだと、午後いっぱいは着ていられません。「フリーサイズ」は固定の実寸一組という意味なので、他のサイズと同じように確認してください。身体に沿う型や構造のある型では、上限ちょうどではなく少し余裕を見て選びます。
シャーリング、ボーン、編み上げで答えが変わる
その数字がどれだけ動けるかは構造が決めます。背中のシャーリングは実際に伸びるので、着られるバストの幅が広がります。編み上げは身頃を数センチ詰めたり出したりできます。ボーンは逆で、決まった周囲を保ち譲りません。だからボーン入りのコルセットやビスチェは表示実寸で合っている必要があります。パニエは寸法を変えませんが裾丈の見え方を変えます。ボリュームが前裾を持ち上げるので、スカート丈を選ぶときはそのぶんを見ておいてください。
四つの数字が食い違うとき、どれを優先するか
四つすべてが同じサイズに収まる人はほとんどいないので、問題は「どれを基準にするか」になります。JSKとOPはバストです。身体に沿う身頃は出せませんし、その下は許容が大きいからです。スカートはウエストだけ。ブラウスは肩幅です。バストが少しきついのは身体に沿って見えますが、肩が狭いと背中に横じわが出て、これは直せません。基準になる寸法が範囲の上限にあり、別の寸法にはまだ余裕があるなら、基準のほうに合わせて上のサイズを取り、他が緩くなるのは受け入れます。逆の取り方はまず成立しません。
採寸表によく出てくる中国語
採寸表はたいてい中国語で、用語はアトリエ間でほぼ共通です。胸围はバスト、腰围はウエスト、臀围はヒップ、肩宽は肩幅。衣长は肩から下の着丈、裙长はウエストからのスカート丈です。均码・均一码はフリーサイズ。可调节は調整可能、后背松紧は背中がゴム仕様という意味で、どちらも余裕があるという合図です。範囲で書かれた数字(86-96)は調整できる幅、単一の数字は固定実寸です。単位は断りがなければセンチで、尺や寸とセンチが混在している表は、注文前に確認する価値があります。
届いてからの寸法の確かめ方
実物は身につけずに平置きで測ります。留め具をすべて外して広げ、バストの縫い目の位置で横幅を測って二倍し、表示値と比べてください。手作業と小ロットの生産では数センチの誤差は普通で、これは不良とは別のことです。申し出る価値があるのは、表示範囲から明らかに外れた実寸、左右の非対称、そして購入したサイズで留まらない留め具です。発送前の検品は掲載内容に対して縫製と実寸を確認する工程で、寸法の食い違いがまだ安く解決できるのはこの時点です。